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勃起不全と自転車の関係

運動不足や健康を意識して、また趣味として自転車に乗る人が増えつつあります。
最近では、通勤でも自転車を利用する人を多く見かけます。
体には良さそうな自転車ですが、長く乗りすぎると、
勃起不全を招く危険性もそれにつれて高くなるという報告があります。

 

原因は、睾丸の付け根から肛門までの会陰と呼ばれる部分がサドルで圧迫されてしまうことにあります。
会陰には勃起に必要な血管や神経があるといわれています。
調査によると、自転車のロードレースの選手や、
日常的に自転車に乗っている競輪の選手にも勃起不全患者が多いといいます。
自転車に長時間乗ることで、会陰をサドルが圧迫し、
陰茎内の血液の循環が悪くなり勃起不全を招いてしまうのです。
特に最近の自転車の主流である、スポーツタイプの自転車は前傾姿勢になりやすく、
またサドルが細くて硬いことから、通常の自転車に比べてより強く会陰部分を圧迫する傾向にあります。

 

ただ、買い物や通勤の際に最寄り駅までといった日常生活で自転車に乗る分であれば、
深刻に考える必要はありません。
サイクリングは血流の流れを促進したり、ストレス解消として効果的な運動ですので、
一日2時間以内であれば大丈夫です。
もし通勤時間などで片道1時間以上乗る必要がある場合は注意が必要とされます。
無理をせず、楽しむ程度であることが大切といえるでしょう。