ED治療薬 バイアグラ

EDは生活習慣病を知らせるシグナルである理由

EDは勃起不全、つまり勃起しにくくなる、またはしなくなるため、満足な性行為ができない状態です。
血管障害とも言えるEDは生活習慣病と深い関係があります。
それを考えるには、まずは勃起が起きるメカニズムを知らなければいけません。

 

勃起は性的興奮を受ける事により神経から発された刺激が陰茎内にある
スポンジ状の組織「海綿体」伝わり、内皮細胞から一酸化窒素が放出され、
海綿体の筋肉を弛緩させる事で始まります。
筋肉が緩むことで血管が拡張し、大量の血液が陰茎に流入されます。
血管の内皮細胞からも一酸化窒素が放出される事で、
海綿体に血液が送られ陰茎が大きく硬くなる、これが勃起です。
勃起には一酸化窒素は必要不可欠なのです。
一酸化窒素が放出されない原因は老化やストレス、動脈硬化が考えられます。

 

動脈硬化を引き起こす生活習慣病の進行によって血管内皮が傷つけられて血管障害を引き起こすのです。
陰茎部分の血管は太さが1、2ミリ程で最も細く、
動脈硬化などの影響をダイレクトに受ける事になってしまいます。
つまり、ED発症は生活習慣病による血管障害のシグナルとも言えます。
そして、生活習慣を見直すことで、EDの予防になるのです。